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    nRF21540

Bluetooth® Low Energy、Bluetooth® Mesh、Thread、Zigbee、2.4 GHz独自プロトコル用の通信距離延長RFフロントエンド モジュール(FEM)

nRF21540

RF FEM

Bluetooth® Low Energy、Bluetooth® Mesh、Thread、Zigbee、2.4 GHz独自プロトコル用の通信距離延長RFフロントエンド モジュール(FEM)

主な特長

  • Bluetooth® Low Energy、Bluetooth® Mesh、Thread/Zigbee (802.15.4)、2.4 GHzの独自プロトコルに対応
  • 最大+21 dBmまで小刻みに出力を調整可能
  • 受信ゲインが13 dBの時 、雑音指数は2.7 dB
  • アンテナ ダイバーシティ用の2個のアンテナポート
  • I/OとSPIによる送信ゲイン制御
  • -40°C~105°Cの拡張動作温度レンジ
  • 電源電圧レンジ: 1.7~3.6 V
  • nRF52またはnRF53シリーズSoCと組み合わせた場合、通信距離を6.3~10倍に延長

関連情報

ソフトウェア

nRF21540は「プラグアンドプレイ」レンジ エクステンダーです。内蔵したパワーアンプ(PA)およびローノイズアンプ(LNA)をNordicの低消費電力短距離無線ソリューションに使用することで、リンクの堅牢性を強化します。nRF21540は、nRF52およびnRF53シリーズの先進のマルチプロトコル無線SoCのリンクバジェットを改善するために最適化されたデバイスです。nRF52またはnRF53シリーズSoCと、nRF21540 RF FEMの+20 dBmの送信出力および13 dBの受信ゲインを組み合わせることで、リンクバジェットを16~20 dB改善できます。これは理論上の通信距離の6.3~10倍に相当します。

nRF21540の送信出力は動的に調整可能で、出力は+21 dBmまで小刻みに設定できます。これにより、全ての地域と動作条件において、許容範囲の1 dBm以内の出力で動作できます。本製品が内蔵するLNAの雑音指数は2.7 dBと低く、受信感度を向上させます。

nRF21540はSoCのアンテナ出力に接続します。アンテナ ダイバーシティに対応するため追加のアンテナポートを2つ備えています。送信出力、送信ゲイン、アンテナ切り替えは、SPI、GPIOピン、またはその両方の組み合わせで制御できます。

nRF21540は、+20 dBmの送信出力で110 mA、+10 dBmの送信出力で38 mA、受信で2.9 mA、パワーダウン モードで45 nAという優れた低消費電力を実現しています。拡張動作温度レンジは-40 °C~105 °Cまでと広く、nRF52820、nRF52833、nRF5340 SoCと組み合わせると業務用照明に理想的です。

nRF21540に適したアプリケーションは、スマートホーム、資産追跡、オーディオ、産業用アプリケーション等です。

nRF21540は、4x4 QFN16パッケージで提供しています。さらに、実験室の機材を使用してRF FEMの性能を評価できるだけでなく、nRF52またはnRF53シリーズSoCと組み合わせた場合の実際のアプリケーション性能を評価できる開発ボードを提供しています。

nRF21540の製品概要 (PDF)

通信距離延長用nRF21540 RF FEMの紹介ウェビナーの録画をオンデマンドで提供しています:

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