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    Power Profiler Kit II

組み込みソリューションの電力プロファイリングと消費電力の最適化

Power Profiler Kit II

Power Profiler Kit II

組み込みソリューションの電力プロファイリングと消費電力の最適化

主な特長

  • 計測レンジ: 200 nA~1 A
  • 分解能は計測レンジに依存: 100 nA~1 mA
  • カスタム ハードウェアに加え、全てのNordic DKに対応
  • 電流計とソースモード
  • 旧世代より10倍高速のサンプリング: 100 kbps
  • 独立型ユニット
  • VCC: 0.8~5 V
  • 8個のデジタル入力により、ローエンド ロジック アナライザに対応
  • nRF Connect for DesktopのPower Profilerアプリ

関連情報

開発ツール

ソフトウェア

Power Profiler Kit II (PPK2)は独立型ユニットです。外部ハードウェアに加えて、すべてのNordic DKで1 μA未満から最大1Aまでの電流を計測、供給できます。

PPK2には標準の5V USBケーブルで給電します。最大供給電流は500 mAです。1 Aの電流を供給するにはUSBケーブルが2本必要です。

電流計のみのモードとソースモードに対応しています(PCB上でAMPとSMUと表示)。電流計モードでは、外部電源から被試験デバイス(DUT)に0.8~5 VのVCCを供給する必要があります。ソースモードでは、PPK2は0.8~5 VのVCCを供給し、オンボード レギュレータは最大1 Aを外部アプリケーションに供給します。外部ハードウェアだけでなく、全てのNordic製開発キットでスリープ時の電流、アクティブ時の大電流、短時間の電流ピークの計測が可能です。

これにより、nRF51、nRF52、nRF53シリーズの短距離アプリケーションとnRF91シリーズ セルラーSiPに加えて、外部追加回路による電流消費に対しても余裕のあるヘッドルームを備えています(例: センサを取り付けたnRF9160 DK)。

PPK2は、ダイナミック レンジの広い先進のアナログ計測ユニットを備えています。これにより、1 μAレベルから1 Aまで、低消費電力組み込みアプリケーションで一般的なレンジ全体で高精度の消費電力を計測できます。分解能は計測レンジによって100 nA~1 mAであり、低消費電力に最適化されたシステムでしばしば見られる微小スパイクを十分検出できます。

PPK2は、デジタル入力を使ってローエンドのロジックアナライザとして使うこともできます。 これにより、コード同期計測も可能です。これは、デジタル入力を外部のDUT(被試験デバイス)のI/Oピンに接続することで実現できます。この機能を使用するには、DUTに1.6~5.5 VのVCCを供給する必要があります。これにより、任意の時点でDUTで実行されたコードをデジタル入力で示すことができます。

旧世代の長時間ウィンドウに比べて10倍速いサンプリング(=100 ksps)により、常に最大限の連続分解像を実現しています。これによりユーザーは同じウィンドウを使って平均的な収集データを収集し、観測したい高分解能データに対してズームインすることができます

PC用のソフトウェアは、nRF Connect for Desktopフレームワークで動作する、独立したPower Profilerアプリです。このアプリは、以前のPPKと新しいPPK2の両方に対応しています。PPK2では、Power Profilerアプリは平均取得時間と高分解能イベントの両方を同じウィンドウに表示できます。計測データは後処理用にエクスポートできます。

OPP (Online Power Profiler)は、Bluetooth Low Energy、LTE-M、NB-IoTプロトコルの消費電流値を実験室のテストで推定するツールです。OPPがnRF9160 DKで開発中のPPK2をどのように補完できるかは、消費電力最適化のドキュメントをご覧ください。

箱の中にはPPK2 PCBが入っており、microUSBケーブル(別売)でコンピュータに接続します。DUTへの電源供給と電力消費の計測には、付属のジャンパケーブルを使います。PPK2デジタル入力を使うには、付属の10ピン ロジックポート ケーブルを使います。

注文コード: nRF-PPK2

Power Profiler Kit II製品概要(PDF)

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