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    Amazon Sidewalk

ネットワーク接続コストなしでIoTデバイスにクラウド接続を提供

Amazon Sidewalk

IoTデバイスのクラウド接続を簡単にする

主な特長

  • レンジの拡張
  • コミュニティ ネットワーク
  • クラウド接続をシンプルに

関連情報

開発ツール

ソフトウェア

レンジを拡張し、信頼性を高めるために複数の技術を組み合わせる

Amazon Sidewalkは、Amazon EchoやRingデバイスなどのAmazon Sidewalkブリッジを使用し、ネットワーク接続コストなしでIoTデバイスをクラウドに接続するコミュニティ ネットワークです。自宅のWi-Fiネットワーク圏外にあるデバイスや、クラウド接続をモバイルアプリや独自のゲートウェイに依存しているデバイスを常時接続するように設計されています。Amazon Sidewalkは、スマート屋外ライト、環境センサー、ユーティリティ メーター、家電製品などのデバイスに最適です。

Amazon Sidewalk USA

Amazon Sidewalkブリッジデバイスは、インターネット帯域幅のごく一部を共有してSidewalkエンドデバイスにサービスを提供します。これにより、紛失した、持ち物の追跡や検索等が可能となります。Sidewalk over Bluetooth LEは、データのプライバシーとセキュリティに重点を置きながらBluetooth LEデバイスのAWSクラウドへの接続を可能にします。Sidewalk over sub-GHzは、Bluetooth Low Energyとsub-GHz MHzスペクトルを組み合わせてIoTを実現します。Amazon Sidewalkは、デバイスが自宅のWi-Fiネットワークのレンジ外でもデバイス同士あるいはインターネットとの通信を可能にし、信頼性が高く安定したAWSへの接続を可能にします。これにより非常に少ない労力、そしてネットワーク接続コストなしで、接続されたデバイスはAWSのツールを使用できます。

Amazon Sidewalkが使える地域

Amazon Sidewalkは米国内でのみ機能します。

Amazon Sidewalk製品

  • レンジの拡張

Amazon Sidewalkは最大半マイル離れたデバイスを接続できる、低コストでロングレンジのネットワークを構築するため、ネットワークに接続されたデバイスの実用性が高まります。例えば、Sidewalk対応スマートライトは、あなたの敷地の端でも動作できます。

  • コミュニティ ネットワーク

Amazon Sidewalkは何十億ものデバイスに信頼性の高い接続を提供するために設計された、無料で接続できるコミュニティ ネットワークであり、既に米国人口の90%以上がアクセスしています。

  • デバイスの実行可能性

Amazon Sidewalkではモーションセンシングや輸送追跡等、これまではコストがかかり過ぎたり、電力消費が大き過ぎたりして広く使用されてこなかったデバイスがますます実現可能となり、家庭、学校、企業にインテリジェンスを付加する方法が増えます。

  • シンプルなセットアップと接続

Amazon Sidewalkなら新しいデバイスのセットアップがシンプルになり、デバイスの低帯域幅動作レンジが拡がり、自宅のWi-Fiレンジ外でもデバイスをオンラインに保つのに役立ちます。

  • 幅広いデバイスに対応

Amazon Sidewalkはドッグトラッカー、荷物トラッカー、土壌水分センサー、ウェザーステーション、リークセンサー等、各種民生品IoTデバイスに対応します。

  • 費用対効果と利他主義

Amazon Sidewalkは、既存のEchoおよびRingデバイスを利用して広範なインターネット接続を提供し、コミュニティにより多くのサービスを提供することを目的とした低コストのネットワークです。

Amazon Sidewalkにはこのような利点がありますが、さまざまなデバイスからのデータがネットワーク経由で送信される可能性があるため、プライバシーとセキュリティの問題を考慮することが重要です。

Amazon Sidewalk資格

Works with Amazon Sidewalk

Nordicは、Nordic nRF Connect SDKバージョン2.3.0を使用して、nRF52840 (Bluetooth LE)およびnRF52840 (Bluetooth LE) + Semtech SX1262 (LoRa and FSK)のWorks with Amazon Sidewalkの公式資格を取得しました

Sidewalk over Bluetooth LE

Amazon Sidewalk over Bluetooth LEを使用すると、独自のゲートウェイやバックグラウンドで実行するモバイルアプリが不要となり、デバイス接続の信頼性を向上させることができます。この技術は、Bluetooth LEを活用して、Amazon SidewalkエンドデバイスがEchoスピーカー、Ring Doorbells、Ring Sidewalk Bridge PRO等、近くにあるAmazonデバイスのインターネット帯域幅共有部分を利用して、簡単にクラウドにアクセスできるようにします。Nordic nRF52840マルチプロトコル システムオンチップ(SoC)は、Amazon Sidewalkに完全に対応しており、簡単にこの技術をプロジェクトに組み込むことができます。そのため、Amazon Sidewalk For Bluetooth LEは、シームレスで永続的な接続を提供するための非常に良い選択肢です。

Sidewalk over sub-GHz

より良い協調

Nordic SoCとSemtechサブGHzトランシーバ

Sidewalkの主な利点の一つは、スマートホーム デバイスのレンジを拡大し、信頼性を高められることです。また、田舎や干渉の多い地域など、安定したインターネット接続が難しいデバイスにも接続を提供できます。

Amazon Sidewalk Semtech

Bluetooth LE用のnRF52840 SoCとSemtech SX1262サブGHz無線トランシーバの組み合わせは、Amazon Sidewalkデバイスを構築する完全なソリューションです。各チップには、より効果的で信頼性の高いデバイスを設計するために活用できる強みと能力があります。

ホストとしてのNordic SoCはクラス最高のBluetooth LE通信を提供します。これはAmazon Sidewalkによってデバイスをネットワークに接続するために使用されます。Bluetooth LEは、IoTデバイスに最適な低消費電力、短距離無線通信技術としてよく知られています。これにより、nRF52840用のスケーラブルで統合されたソフトウェア開発キットであるnRF Connect SDKを使用し、すべてのnRF52、nRF53、nRF91シリーズ無線デバイスを使って製品を設計できます。限られたメモリを持つデバイス上でサイズと性能に最適化されたソフトウェアを設計するだけでなく、より高度なデバイスやアプリケーションのための、より洗練された機能豊富なソフトウェアを設計できます。

SemtechトランシーバはサブGHzスペクトルでの通信を提供します。サブGHzスペクトルは到達距離が長く、干渉の影響を受けにくいため、長距離または干渉の多い状況での通信に適しています。

サブGHzのSidewalkにおける選択肢:

  • Sidewalk over LoRa - 最長到達距離、低データスループット
  • Sidewalk over FSK - Sidewalk over LoRaより高いデータスループットを実現可能だが、比較すると距離は短い

開発を始める

nRF Connect SDKとAmazon Sidewalk

Amazon Sidewalkを最大限に活用するため、Amazon SidewalkリポジトリをNordic nRF Connect SDKに簡単に統合できるようにしました。 まず最初に読むドキュメントはこちらです。

Welcome to the nRF Connect SDK - Amazon Sidewalk

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